民主党の鳩山議員の事務所とのemail文通
(手紙やemailの返答は一切いただいておりません)

Mime-Version: 1.0
X-Sender: debito@debito.org
Date: Fri, 23 Mar 2001 18:32:00 +0900
To: sapporo@hkd.hatoyama.gr.jp
From: Arudou Debito/Dave Aldwinckle <debito@debito.org>
Subject: 民主党の鳩山殿は「会わない」との返事(3/23)
Cc: debito@debito.org, info@dpj.or.jp

(転送歓迎)

鳩山氏の札幌事務所の方々、顧問の奥野様、記者方々とそれぞれ友人の方々、こんに
ちは。有道 出人です。

3月5日にお送りしたFAX(011-219-8100)と3月16日の電話(011-219-8108)で
問合せした通り、日本における人種差別撤廃の法制化の主旨で民主党の鳩山氏と会合
したいとは言いました。先週、鳩山事務所顧問の奥野氏は「一週間お待ち下さい」と
言われました。よって、今朝、鳩山氏の事務所に電話しました。

結果は、顧問の奥野氏は「本人は忙しくて、メールで返答します」とのことになりま
した。
いつごろ返事がくることはまだ不明です。

正直に言いますと、やはり残念に思います。鳩山氏が忙しいのは分かりますけど、こ
れくらい大事の主旨ならば会う時間を作るべきではないかと思います。なぜなら:

 1)国連の人種差別撤廃委員会が本年3月20日に発行のレポートによると、日本
の差別撤廃法律及び救済制度がまだまだ不十分であります。きのう、これについて民
主党議員の竹村泰子氏は国会で質問したので、民主党は特に感心を持っていると思っ
ていました。

 2)日本の憲法のもとで全ての人の人権が保護されるものの、それぞれの道内港町
では納税する外国人及び外見が日本人離れの日本国民がきちんと不当排斥または不合
理・外見による差別から守られていないのです。

 3)この問題で悩む人は数少ないのではないのです。我が国において外国人登録者
数は130万人少々です。そして、その日本人と結婚して子供や家族を持つ外国人も
含めば、もちろん該当者が200万人、300万人となるのは保守的な見積もりであ
ると思います。それぐらいの人数の人権を守らない法制度・国なら放置できないので
す。

 4)社会改善が我々国民の義務で、法制化するのは貴方殿議員・政治家の仕事です。

 5)民主党が本格的に法制化をする意志があれば、差別を受けた人と相談しないと
適当な措置をとりにくくなります。会いたいと言っている該当者の私達、特に鳩山氏
と同じどさん子と日本国籍・参政権を有する人と会わないのですか。これは我々北海
道人の問題なので、一緒に前向きに社会改善を目指しましょう、と言いたいのです。

再び申し上げますが、会いたい理由は私達の小樽市にある外国人排斥した温泉と小樽
市の相手取り訴訟と全く無関係です。この社会問題を明らかにして、どんな法律を作
ればいいのかについてお話したいのです。誤解なさらないで下さい。

ですから、鳩山氏、法制化について直接会合するのを再検討して下さい。会いたいの
です。この問題は手紙で放置しないで下さい。東京の政治や「ポスト森」の動きで忙
しいことは分かりますが、貴方殿の住民・どさん子は悩んでいます。我々の為にもお
勤め下さいます様にお願いいたします。

空知郡南幌町在住 有道 出人
携帯:090-2812-4015


(依然送ったメッセージ)
> Date: Fri, 16 Mar 2001 12:37:53 +0900
> To: sapporo@hkd.hatoyama.gr.jp
> From: Arudou Debito/Dave Aldwinckle <debito@debito.org>
> Subject: 民主党の鳩山殿・顧問奥野殿などへ、きょうの電話の件

鳩山氏の事務所の方々、顧問の奥野様、こんにちは。有道 出人です。

きょう、私がお事務所に電話してお話を理解したの通り、以降のことを承知いたしま
した:

1)きょうの電話で「あんた、おかしいですよ。どっか放送局かどっかに行ってね
。鳩山さんがあなたに会いたがっていると、そういうことを言っているでしょう?」
と奥野さんはおっしゃいましたが、どこかに誤解があると思います。はい、私はこの
件についてマスコミにemailで連絡いたしましたが、言いたかったことは「私(即ち
有道 出人)が会いたい」なのでした。そのemailの一番下の部分を転送します。ど
うぞお読み下さい。その誤解を招く言い方があれば、私はすぐお詫び申し上げます。
 2)まだ鳩山氏と「会えるかどうかはまだ分からない」のを承知しました。けれど
も、きのう、奥野さんと話したテレビ局の筋によりますと、「有道氏が裁判中なので
会うことが難しい」ということでした。ところが、相談することは裁判とは関係ない
ことです。先々週3月5日、お事務所に私の送ったFAX通り、「人種差別撤廃法制化
」について話したいのです。それでも、裁判中の有権者と会えないことだったら、国
民・住民が提訴することは合憲なのにこの理由はちょっと分かりません。しかも、筋
によりますと、「会ったら鳩山氏が原告の味方に見える誤解があり得る」とのことで
す。それなら野党・共産党などとこれからも会合できないのではないですか。分かり
ませんが、提訴中の人と会えないことはちょっと理由にならないと思います。それど
ころか、外国人の住民・納税者、または外見が日本人離れの国民の権利を守る法を検
討することにとって大変いい機会になるのではないかと思います。
 3)いずれにしても、私達が会合したい件はまだ鳩山氏本人に直接伝わっていない
ことを承知いたしました。でも、鳩山氏のお兄さんはアメリカ人とご結婚していると
のことです。もちろん、彼女は日本で差別をお受けにになりましたら、鳩山氏はもし
かしてこの件について感心を持っているかもしれません。よって、部下止りにならず
に本人にお伝い下さい。
 4)結局、会えるかどうかとのお返事は一週間かかることも承知いたしました。ご
連絡をどうぞemailもしくは携帯(090-0000-0000)でもお願いいたします。

 では、宜しくお願い申し上げます。 有道 出人
(マスコミの方々にこのemailをBccさせていただきます)

> Mime-Version: 1.0
> X-Sender: debito@debito.org
> Date: Mon, 12 Mar 2001 12:53:27 +0900
> To: debito@debito.org
> From: Arudou Debito/Dave Aldwinckle <debito@debito.org>
> Subject: 私達、民主党の鳩山議員と会合?
>
> (written only in Japanese, sorry)
>
> 皆様、こんにちは。有道 出人です。大変色々お世話になっております。
>
> さて、きょうの件は社会意識高揚のみではなく、これから法制化について国会議員と
> 話したいと思ってきました。なぜなら、我々は法廷で戦ってもいいですが、裁判にお
> ける判決は法令ではなく判例です。それぞれの差別する人に訴えるのは無理があると
> 思いますので、やはりこれから我が国がきちんと「人種差別撤廃法」を制定しないと
> いけないのです。
>
> そのため、これから議会議院と話し合いたいと思います。依然、私は人権擁護団体「
> 一緒企画」と一緒に動きをした時、この問題を昨年4月20日ころ国会議員に持ち込
> みました。あいにく、「参政権」の討論と絡んでしまいまして、結局いい結果が出ま
> せんでした。参考資料は
> http://www.debito.org/nihongotimeline.html#20000411
> http://www.debito.org/nihongotimeline.html#20000420
>
> そして、昨年の総選挙の時、2000年6月1日から6月15日までの間、私達と一
> 緒企画は各政党に「政党調査」を行いまして、「『外国人の入浴お断り』の方針を取
> り続けている民間施設が存在するなど、地域住民や観光客をはじめ、一部の人が外国
> 人である、あるいは外見上、外国人に見えるという理由だけで、各商業施設から排除
> されるのは人種差別ないし、その他の差別に当たると思いますか」。そして、差別で
> あれば、これから対策を作りますか。
>
> 結果は、自民党、民主党、共産党、社民党、公明党、自由党、その他の政党からそれ
> ぞれの答えをいただきました。もれなく皆は「これは差別です」と認めました。但し
> 、対策をとることに当たっては消極的な意見や曖昧な解答が多かったのです。参考資
> 料は
> http://www.issho.org/BENCI/seitouchousa.html
>
> でも、一番有望な答えは民主党からでした:
>
> ////////////////////////////
> 人権教育・啓発の推進に関する法律要綱 骨子案 (2000年4月13日付)
> Website: http://www.dpj.or.jp/seisaku/jinken/BOX_JK0006.html
> (抜粋)
> (目的) 第一 この法律は、日本国憲法の定める基本的人権の尊重および世界人権宣
> 言をはじめとする人権関係国際条約等の趣旨に基づいて、同和問題をはじめとするあ
> らゆる不当な差別をなくし、人権という普遍的文化を社会の隅々に定着させるため、
> 人権教育および啓発に関する施策に関し、国や地方公共団体等の責務を明らかにする
> とともに、施策の基本となる事項を定めることにより、人権教育等の施策を総合的、
> 計画的に推進し、もってすべての人の人権の擁護に資することを目的とする。(その
> 後はwebsiteへどうぞ)
>
> 「人権文化」創造のためのアクションプラン2000 (2000年4月13日付)
> Website: http://www.dpj.or.jp/seisaku/jinken/BOX_JK0007.html
> (抜粋) <はじめに> 今日の経済不況と閉塞感のなかで、ひとの生命や尊厳を軽
> 視する様々な事象が発生しています。学校や会社、地域社会での様々ないじめや差別
> 、児童虐待や家庭内暴力の顕在化、カルト宗教の流行、また人権を守るべき立場の警
> 察や公的機関による人権侵害や被害放置など、日本社会はあらゆる分野において、あ
> らためて生命の尊厳と人権に関する認識が問われています。(その後はwebsiteへど
> うぞ)
> ////////////////////////////
>
> このため、民主党と話し合いたいのです。で、偶然、鳩山氏は北海道出身なので、先
> 週の月曜日、3月5日に鳩山様の事務所まで (011-219-8108)電話しました。「次回
> 、鳩山氏が北海道に戻る時、人種差別撤廃法法制化について直接会合してもいいです
> か」と尋ねました。担当の方、奥野氏は「どうぞご提案をFAXで送って下さい」と言
> って、当日書いて送信しました。先週金曜日までお返事をいただきませんでしたので
> 、3月9日再び電話しました。奥野氏:「きょう東京までFAXしました。で、これか
> らの話し合いですが、手紙なら出来るかもしれませんが、会合はちょっと無理がある
> だろう」と言ました。私は「やはり今まで貴政党の国会と市議員との文通と話し合い
> しましたが、いい結果がでませんでした。これから直接トップの方と話したいのです
> 。手紙レベルだけならインパクトは違うと思います」と述べました。その点で奥野さ
> んは「検討します。いつかに返答します。」と言いました。
>
> ということで、出来れば、早いうちに鳩山氏との会合を目指しています。記者の方々
> 、もし取材の興味などがあれば、どうぞ私または民主党の奥野氏にご連絡下さいませ
> 。
>
> (ここで一つの注意:今、私(たち)の動きは一緒企画とは全く関係ありませんので
> 、ご了承下さい。)
>
> では、宜しくお願い致します。
>
> 有道 出人