www.debito.org
2ちゃんねると名誉毀損問題
訴状全文
判決全文(岩見沢地方裁判所2006年1月20日付)
判決に対する原告有道出人より感想文(1月21日付)
関連記事

プレスリリース(2006年9月21日付)
判決後:債権差押命令、間接強制申立書面
2ちゃんねる管理者西村氏は失踪状態となったようだという記事
西村氏、早稲田で「強制的に(賠償金を)払わせる法律がない」

(プレス リリース January 17, 2006 発行 転送歓迎)
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2ちゃんねる名誉毀損訴訟(原告 有道 出人)
判決は1月20日 午後2時 に下す
岩見沢地方裁判所にて
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有道 出人(あるどう でびと)著

 2004年から、インターネットBBS 2ちゃんねる(http://www.2ch.net/) では私について真実ではないことが載りました。事例:

---------------------(BBS メッセージ)-------------------------------
http://travel2.2ch.net/test/read.cgi/park/997516578/l50      (Jan 16 2006 確認)
364 :名無しさん@120分待ち :04/06/06 15:38 ID:1BHu9rLd

(アメリカ白人 デビッド・アルドウィンクル(米国籍)は、わざわざ日本にやってきて、日本人に嫌がらせをするために日本に何年間も住んでいる。)

アメリカ白人 デビッド・アルドウィンクル(米国籍)が支持している侵略戦争によるイラク市民2万人虐殺の写真:
http://www.robert-fisk.com/iraqwarvictims_page2.htm
http://www.imaging-imagine10000.net/iraq-war.htm

米国が 無抵抗のイラク市民2万人 虐殺している間も、日本の温泉がどうだとか言っている アルドウィンクルのような感覚は米国では普通のことで、アルドウィンクルのような白人至上主義者が 米国の人種差別政策と侵略戦争を支えています。

アメリカ白人 デビッド・アルドウィンクル(米国籍) の主張:

● アメリカ白人の利益のためには非白人の虐殺は数十万人までは何の問題も無い。
● 下等国、日本では 無資格のアメリカ白人がアルドウィンクルのように英語教師の職を得て優遇されるのは当然である。

● アメリカ白人の利益のためには非白人に対する人種差別は ある程度 許される。
● 下等民族、日本人がアメリカ白人に対して差別することは、どんな些細なことでも許されない。

アメリカ白人 デビッド・アルドウィンクル(米国籍)が支持している侵略戦争によるイラク市民2万人虐殺の写真:
http://www.robert-fisk.com/iraqwarvictims_page5.htm

イラク捕虜虐待 に対する極めて 「アメリカ的」 解決法:
1.ラムズフェルドは全イラクでの兵隊のカメラ所持を禁止した。(虐待は良いが証拠は残すな!)
2.Bushが発表:アブグレイブ刑務所は取り壊し、解体撤去する。(証拠隠滅)

虐待死させたイラク人のそばで嬉しそうな写真を撮るアメリカ兵
http://abcnews.go.com/media/World/images/ap_iraq_abuse7_040519_ssv.jpg
http://abcnews.go.com/media/World/images/ap_iraq_abuse8_040519_ssh.jpg(この女の子は美人だね。)

★ アルドウィンクルほど極端な白人至上主義者はアメリカでも珍しいのだろう。
★ こんな可愛い女の子がなぜイラク人が死んで嬉しいのか不思議だ。
★ この写真は余りに変なので偽造かもしれない。
こういう事を考える人は、アメリカ白人が日本人やイラク人をどう見ているかを理解していません。

---------------------(BBS メッセージ終了)-------------------
(訴状で引用した他のBBSメッセージの事例はこちらです。クリックして下さい。)

 (注意:「デビッド・アルドウィンクル」は私の帰化前の旧姓です。)

 言うまでもないことですが、こういうことは一切申し上げておりません。しかし、このようなメッセージは2ちゃんねるにおける海外事情かつ外国人に関する トピックスで数多くのBBSに載ってしまいました。匿名を用いた人はこの内容を逐語的にコピー・ペイストして、この不真実を数百ウェブサイトに流布しまし た。

 よって2004年11月から2005年の2月まで、私は数回も「この情報を削除して下さい。そして、そのウソを流した人のIPアドレス(身分が確認でき るデーター)を教えて下さい。」を要求したものの、2ちゃんねるの支配人西村博之氏から連絡は一切もらいませんでした。挙げ句の果てにこの不評はそのまま 2ちゃんねるのウェブサイトに残され、他サイトで引用され問題が広がりました。現在に至り、Googleを使って「アルドウィンクル」と「イラク」で検索 したら、本日471サイトが出ます(つまり年明けてからも21サイト増)。

 2005年3月から私の弁護士は2ちゃんねるの支配人の西村氏に連絡したが、不開封のままで書留で送った手紙が郵便局に返却されました。それに岩見沢地 方裁判所で起訴しても、口頭弁論を行っても、2ちゃんねるから一切連絡や出頭はありませんでした。私たちの弁護士は上京し西村氏の住まえまで在住確認もし たので、返答なしは連絡無視であると考えざるを得ません。

 2006年1月20日は岩見沢地方裁判所における判決日です。
 取材可。私の連絡弁護士は北海道合同法律事務所の芝池俊輝(しばいけ としてる)氏
 (011) 231-1888 (勤)FAX 231-1785  email:  shibaike@hg-law.jp
 岩見沢地方裁判所は (0126) 22-6650
 訴状全文は http://www.debito.org/2channelsojou.html#sojou

 ゆえにこの訴訟の論点は、メディアでは「言論の自由」があるが、特定の個人についてウソまで流布することはできないのではないかと思います。一方、不評 文のなかで言及された小樽温泉訴訟等の運動家の私が、この場合なら公人であるので批判は回避できないと主張されるかもしれません。しかし、上記の文は単な る批判ではないです。私は言っていないことを私が言ったと主張されていてウソです。よって、誰でも匿名で提出ができ、責任を取る編集者がいなく、コピー・ ペイストしやすい「インタネット」は新型メディアです。このメディアで伝わったウソから、特定の個人の名誉はどこまで守られているのか、は結論となりま す。特に、日本国内のインターネットではそんなに前例がないようなメディアなので本判決は注目すべきです。

 以前、2ちゃんねるは名誉毀損の訴訟があり敗訴したことがあります。しかし、その訴訟では原告が会社、商売などに悪影響を与えられました名誉毀損問題で した。私の場合、商人ではないので具体的に金銭的なダメージを指示しがたいが、私の立場は人種差別を戦っている運動家を考えましょう。もしこの偽った内容 が放置され私が逆に白人至上主義者などだに見えるならば、私の立場が崩され信用がなくなり私の「差別撤廃ライフ・ワーク」を台無しにする可能性がありま す。要するに、悪質のインターネット・メッセージの流布かつ流布ルート2ちゃんねるの編集の無責任から人々が守られるのか、この訴訟の注目点となると思い ます。どうぞ判決をご覧になり報道して下さい。

宜しくお願い致します。有道 出人
debito@debito.org
http://www.debito.org/nihongo.html
January 17, 2006 発行
ENDS


2006年1月20日付
「2ちゃんねる名誉毀損訴訟」判決のレポート
有道 出人 著(1月21日発行)
原告が勝訴した理由と感想


 2ちゃんねる名誉毀損訴訟の件です。ご存知の通りだと思いますが、原告の私が勝訴しました。判決全文は既にネットで記載されていますが
http://www.debito.org/2channelsojou.html#hanketsu
判決を簡潔にまとめてみました。

==============
 一、被告(2ちゃんねる管理人の西村博之氏)は原告に対し、110万円(賠償金の100万プラス弁護士費用の10万)を支払え
 一、被告は「2ちゃんねる」と題するホームページにおける判決文に載った発言目録記載の各文言を削除せよ
 一、被告は原告に対し判決文に載った発言者情報目録を出した人の情報(IPアドレス)を開示せよ
 一、第一項に限り仮に(控訴は判決日の2週間後までに)執行することができる
==============

勝訴した理由は(6ページ以降)

==============
 一、BBSの情報は原告の名称を特定の個人として述べ、原告の社会的評価を低下させるものであり、原告の社会的評価が低下する現実的危険性は否定できない
 一、同文は公益を図る目的でされたものとみる余地もない
 一、同文は真実と認めるに足りる証拠もない
 一、同文は削除すべきであったが、作為義務のある管理者はその措置を採らなかった。それに、原告の削除要請に応じず、本件訴状の受理すら拒否し、現在まで本件BBSで本件各発言の記載が継続している。
 一、同文は原告が人種差別主義者と主張することは、削除されなかったため原告の社会生活や活動に悪影響は無視できない
 一、2002年制定された「プロバイダー責任規制法」2条1号(「特定電子通信」)の基で、本件BBSに載せた人のIPアドレスを開示せよ
 一、よって原告が社会から受ける客観的評価である名誉を違法に侵害するものであり、適切な措置をせず現在でも送信を継続し、原告の人格権として名誉を毀損しているのは明らかである
==============

私の感想

 この判決は殆ど全面的に私の立場を認めていただいたことに安堵を感じます。被告からの連絡あるいは受理があれば或る程度相手方からの意見と事情も配慮さ れた判決にもなり得たのかもしれません。それにしても、今回のBBSの内容は非常に過激だと思います。明らかな名誉毀損であったと裁判官も判断しました。 これからBBSを管理する人間はどのように「言論の自由」から「名誉毀損」に当らないような対処法を考えなければいけないのかと思います。「言論の自由」 は「ウソを言って意図的に人に傷を付けること」まで及ぼさないと思います。

 2ちゃんねるの管理人は特に考えていただきたいです。判決前後、「私もそのBBSでひどい目に遭った!」、「誰かが裁判で頑張ってくれてありがとう!」 などの応援メールが多くきて、このフォーラムは顕著に「言論の自由の乱用の温床」であるというのは過言ではないと思います。なぜならば、載せる文は責任を 取らない場合が多く、「取らせよ」との司法府の命令があってもかかわっらず放置となっている現状のようです。今までにクレームをしたのは私だけではないの です。弁護士の調べによると、他の複数の原告も2ちゃんねるを起訴し勝訴しても、判決の結果を無視されている状況です。これは違法行為です。記者の筋によ ると2ちゃんねるは賠償金は一銭も支払っていないようです。なぜなら、2ちゃんねるの場合、管理人の財産の所在は不明なので、賠償請求に応じない場合でも 資金を凍結する方法がないようです。IPアドレスさえ裁判所から命令があっても、開示されるのは絶対とは言えないようです。(本来訴えるべき相手は書き込 みした人物ですから原告は知る権利があります。)よってBBSから人々を被害から守る「プロバイダー責任規制法」の措置が実施できません。

 確かに2ちゃんねるは「メディア」に該当します。が、他の類いのメディアと違ってBBSの「編集者」や「責任者」は不明です。結果は毎日2ちゃんねるを 見れば分かると思います。風評の流布が多くなっていて人が傷付けられております。ですから、これからここまで削除要請、弁護士連絡、かつ裁判連絡及び判決 を無視する新型メディアに明確に責任を取らせる方法を考えなければいけないと思います。このまま放置できないと思います。

 この訴訟で明らかになったの2点だと思います。一つは、私は経営者ではなく具体的に金銭的な被害がなくても、運動家としての私の立場も認められ人権もこ の捏造発言から擁護されていること。もう一つは、BBSの内容は差別発言でありました。他国と違い日本は人種差別かつ「ヘイト・スピーチ」(hate speech) を撤廃する立法がないことも問題点だと思います。よって、匿名で隠れている人は復仇なく特定の個人または人々一律に嫌悪・軽蔑を助長する発言ができ、現在 効果的な歯止めする方法はないのです。もちろん、民事訴訟で時間をかけてある程度牽制はできると思いますが、少なくとも人が言いすぎる場合は誰が責任を取 るのか、は私の疑問です。特に新メディアのインターネットでは、本件判決文でも述べられたが、情報の伝達の容易性、即時性で瞬間的に不特定多数の人が知り うることとなり発言の対象となった人が蒙る被害は甚大であるのは配慮すべきです。ましてや発言者も匿名で送信ができていわゆる編集者は放置できます。発言 の責任を取らせること、つまり責任の所在を問うことは必然的だと思います。

 解決策はそんなに難しくないと思います。BBSで載るポストで必ずIPアドレスも載せること。BBSの管理者やプロバイダーの責任者はきちんと財産登録 してもらうこと。これらを徹底的にし、名誉毀損から守る法に加わって他国並みに「ヘイト・スピーチ禁止法」などを制定したりすることです。よって「ここま でいうと刑事訴訟になる恐れがある」までの「やりすぎ防止」がなければ、このBBSの名誉毀損に該当する発言は継続すると思います。

 以上です。宜しくお願い致します。有道 出人
debito@debito.org
http://www.debito.org/2channelsojou.html
January 21, 2006
ENDS

プレス リリース
2006年9月21日公開 転送歓迎

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2ちゃんねる訴訟 アップデート
原告 有道出人が本年1月に勝訴したものの、
被告 西村博之氏は未だに判決に従わず、
命じられた賠償未払いかつ名誉毀損文章を削除せぬ

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原告 有道 出人(あるどう でびと)著

目次:
============================================
1)経緯
2)アップデート
3)関わる論点
4)なぜこの問題について意識高揚が必要なのか
5)取材のための連絡先

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1)経緯 
 2004年から現在まで、日本一のインターネット巨大掲示板「2ちゃんねる」(www.2ch.net) にて利用者が匿名で、原告の名義を使用して捏造した「原告のコメント」を載せました。例えば(サイトから引用):
---------------------
 アメリカ白人 デビッド・アルドウィンクル(米国籍) の主張:
 ● アメリカ白人の利益のためには非白人の虐殺は数十万人までは何の問題も無い。
 ● 下等国、日本では 無資格のアメリカ白人がアルドウィンクルのように英語教師の職を得て優遇されるのは当然である。
 ● アメリカ白人の利益のためには非白人に対する人種差別は ある程度 許される。
 ● 下等民族、日本人がアメリカ白人に対して差別することは、どんな些細なことでも許されない。
---------------------
 (注:「デビッド・アルドウィンクル」は原告が帰化する前の名称でした)
 云々。捏造文全文は http://www.debito.org/2channelsojou.html。この文章は「外国人」に関するスレッドに必ずと言って良いぐらい上記の文をそっくりコピー・ペーストされて、意図的に原告の名誉を棄損しようとしたと言えます。

その後、2004年末から2005年4月に渡り、原告と原告の弁護士は電子メールと書留郵送で2ちゃんねるの管理人と代表西村博之氏(写真はhttp://ja.wikipedia.org/wiki/西村博之) に数回も連絡して削除を頼みました。が、返事がなくそのまま放置されたスレッドはかえって多くなりました。(現在でも、googleで「アルドウィンク ル」、「イラク」と「2ch」で検索すると、1000サイト以上が出ます。このサイト数を本年1月の判決日の状態と比較すれば、2倍以上増加です。)

結局、提訴しても被告西村氏は返答せず、裁判所に一切出頭せず黙殺しました。そして、2006年1月20日、北海道の岩見沢地方裁判所は平成17年(ワ)第39号で原告に名誉毀損の根拠で110万円の賠償命令を下しました。判決文よりの命令:
---------------------
 一、被告(2ちゃんねる管理人の西村博之氏)は原告に対し、110万円(賠償金の100万プラス弁護士費用の10万)を支払え
 一、被告は「2ちゃんねる」と題するホームページにおける判決文に載った発言目録記載の各文言を削除せよ
 一、被告は原告に対し判決文に載った発言者情報目録を出した人の情報(IPアドレス)を開示せよ
 一、第一項に限り仮に(控訴は判決日の2週間後までに)執行することができる
---------------------
(訴状全文はhttp://www.debito.org/2channelsojou.html#sojou)
 しかし、被告西村氏は現在に至って、一切この命令に従っていません:
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2)アップデート
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裁判所の判決命令を執行するために、原告の弁護士はそれぞれの申立をしました。タイムラインは以降の通りです(原告の芝池弁護士作成):
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2006年1月20日 原告有道は勝訴
2月3日  控訴締切 被告西村から返答なし

債権差押命令①(被告西村氏の会社の債権を差し押さえるために)
3月29日 債権差押命令申立(東京地裁)(第3債務者:東京プラス(株))
4月7日  債権差押命令
4月11日 第3債務者へ転送されず、再送達の上申書提出
4月28日 同上
7月14日 依然送達されず、債権差押命令②との兼ね合いから、取り下げた。

間接強制申立(賠償金が未納の状態、日々に賠償金が増加させるために)
4月5日  間接強制申立(岩見沢支部)
4月28日 債務者へ送達されず、再送達の上申書提出

債権差押命令②
6月30日 債権差押命令申立(東京地裁)(第3債務者:(株)ニワンゴ)
7月20日 債権差押命令
4月11日 第3債務者からの陳述書届いた。(債務者へは送達されず)「差押に係る債権の存否なし」

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(全ての書類はここでご覧になります:http://www.debito.org/2channelsojou.html#updatesept06 )
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3)関わる論点

 要するに、被告西村氏は裁判所からの連絡ないし判決後それぞれの送達を全て受け取らなければ、被告の勝ちです。そして被告の貯金や債権や財産 が不明であれば、判決命令を執行できないようです。(原告が自費で調べなければいけないようです。)これは日本の裁判制度にたいへん大きな問題となりま す。

あくまでも被告西村氏は敗訴しました。ならば被告は支払わないといけないのです。さもないと、司法府の公権力が問われます。裁判所や判決の意義すらなくな ります。執行させるのは原告の責任ではなく行政府(警察庁)や司法府になるべきです。海外(例えばアメリカ)ではそうなります。判決命令を守らなければ、 たいてい当裁判所は「contempt of court」(法廷侮辱罪)を決心して、地方の警察署を経て被告を逮捕します。そして被告の財産を確保して競売で販売して賠償金を集金するようです。日本 はまだこの制度はありません。ならば原告の勝訴で得た権利が無効となります。

一応、法整備があります。例えば、プロバイダ責任制限法第4条は本判決文で言及されました。が、この判決で分かることは拘束力がないということのようです。

よって、多面的にかつ深刻な社会問題が発生します。メディアの読者へのお願いを、取り組んでいただけませんか。意識高揚が必要だと思います。

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4)なぜこの問題について意識高揚が必要か

社会問題を取り組むのはマスコミの役割だと思います。犯人が放置されることは社会問題です。法を守らない人は犯罪者です。しかも裁判所が下した判決を守らない人は尚更そうです。しかし、被告西村氏は単行本等を発行し、メディア(例えば講談社:http://kodansha.cplaza.ne.jp/hiroyuki/) から注目や収入をもらえるし、被告人が所有しているそれぞれの名誉毀損を拡散しているサイトがあると裁判官さえ判断しました。これは責任を取らせることが 必要で、それに強制執行制度の皆無であるのを指摘するべきであります。それを取り上げて、どこかに法整備の不足があるのかは意識高揚すると、様々なイン ターネット誹謗などを悩んでいる人の助けになりえると思います。

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そして、ちょっと脱線かもしれませんが、「言論の自由に危機感があるでは?」という反論は起きえるかもしれません。この点につきましてひと事を申し上げます。2ちゃんねるのケースではその危険性がないと言えると思います。なぜなら:

一)2ちゃんねるのケースは裁判制度を通して「名誉毀損である」という結果が出ました。たいてい慎重な日本の裁判官は気軽にそうは決めません。遥かに明らかな名誉毀損だと言えます。

二)このメディアは新型です。これはインターネットなので、名誉毀損防止に関わるルールや法整備はまだ不徹底です。他のメディアは違います。印刷と放送メ ディアは編集部があり、株式会社として財産や債権が登録されており、名誉毀損はここまで行かなくても誰かが責任を取ります。要は、他のメディアを「掃除す る」方法は既に設置してあります。
ただ、2ちゃんねるの場合、管理者は「個人」のみと登録され、匿名で風評を流布することができて、名誉毀損に至ることも強制的に削除させられません。よっ てこのメディアを「掃除する」方法も足りません。2004年成立された「プロバイダー責任制限法」も起動性がないのであるようです。

最後に申し上げたいのは、「2ちゃんねるを廃止させろ」とは言っておりません。色々な方にたいへん役に立っているネットワークです。ただ、「言論の自由」 は「ウソをつくこと、意図的に人にキズを付けることもOK」とまで及ぼしません。管理者は本人の削除願いや裁判の賠償命令も無視ができ、更に名誉毀損が削 除されなければ、金銭的に責任を取るべきです。

インターネットでの誹謗中傷は明らかに社会問題になっています。誹謗中傷に予防注射を。皆様、一緒にメディアの信用性を守りませんか。

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5)取材のための連絡先
原告の私、有道出人まで直接ご連絡下さい。
debito@debito.org
http://www.debito.org/nihongo.html
既にコメント、感想文、全ての関連書類や判決文はここにあります:
http://www.debito.org/2channelsojou.html

但し、法律等についてのご質問の場合、私の連絡弁護士芝池俊輝(しばいけ としてる)氏までお願い致します。
 北海道合同法律事務所 (011) 231-1888 (勤)FAX 231-1785    
 email:  shibaike@hg-law.jp 

宜しくお願い致します。有道 出人
September 21, 2006
PRESS RELEASE ENDS

追加文
2ちゃんねる管理者西村氏は失踪状態となった様

 皆様、きのう送った2ちゃんねるのことについて追加文ですが、新聞記事によると、2ちゃんねる管理者被告西村博之氏は失踪状態になったようです。出典はこちらです。新聞記事の原稿は
http://019.gamushara.net/tv/data/vi5889218087.jpg


 ご参考まで、宜しくお願い致します。有道 出人
http://www.debito.org/2channelsojou.html
ENDS


2ちゃんえるの西村氏、早稲田で「強制的に(賠償金を)払わせる法律がない」

Update November 7, 2006

みなさま、こんにちは。有道 出人です。いつもお世話になっております。

さて、2ちゃんねるの管理者西村ひろゆきは2006年11月4日、早稲田にて講演をしました。(私の名誉毀損勝訴の経緯は http://www.debito.org/2channelsojou.html ) 。現場からレポートは以降にあります。

ひ ろゆきの話のなか、「強制的に(裁判の賠償金を)払わせる法律がない」と言い、「弁護士の費用で100万円以上もかかるし…。まぁ、ひまだったらいくとい うこと」と"サラリと言ってのけた"ようです。しかし、賠償金逃れは不可能であると日大大学院教授が指摘しました。「強制執行妨害罪になる」と認め、「な ぜ裁判所が、強制執行を行わないのか不思議」とも言いました。

そして、「問題の部分は(掲示板から)削除した」とも言いましたが、皆様ど うぞgoogleで「アルドウィンクル」「イラク」と「2ch」、そのままで検索してみて下さい。本年1月、北海道岩見沢地裁の判決日、問題の部分が掲示 板から削除せず、500サイト余りがありました。きょう検索すると、1050サイトまで増加しました。すなわちひろゆきの主張の現実と遥かに違いまして、 更に悪化しています。

現場からレポートをどうぞお読み下さい。宜しくお願い致します。有道 出人
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ひろゆきキターーー!「2ちゃんねる」管理人が早大で講演会
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200611/sha2006110500.html

西村氏は約2時間、早大生らの質問に答えた=4日、東京都新宿区=撮影・山内倫貴
  昨年8月から“失踪”状態にあった巨大匿名掲示板「2ちゃんねる」の管理運営者「ひろゆき」こと西村博之氏(29)が4日、早大(東京都新宿区)の学園祭 で講演会を行った。同掲示板での誹謗(ひぼう)中傷の書き込みなどをめぐる訴訟が続く西村氏。先月も、1度も出廷することがないまま100万円の賠償命令 を受けたが「裁判にはひまだったら行く」。賠償金も払う気ナシと強気の姿勢を貫いた。

 ひろゆきがキター! “雲隠れ”をしていた西村氏が約1年2カ月ぶりに公の場に姿を見せた。
 “失踪中”の思いを存分に語ったのは「早稲田祭」で行った講演会で、お題は「2ちゃんねるから見た情報社会」。会場の大教室は立ち見を含めて約650人の聴衆で埋め尽くされた。
 西村氏が黒のTシャツにグレーの長袖シャツを羽織った姿で登壇すると、会場から「お〜っ」とどよめきが。「失踪報道がありましたが…」との司会者の突っ込みに、西村氏は「いやぁ、影武者なんで」と軽〜い口調でボケを披露、会場は爆笑となった。
  話題の中心はやはり、裁判に絡んだ失踪問題。先月には女子プロゴルフファー(24)が、掲示板で誹謗中傷されたとして書き込みの削除や損害賠償などを求め た訴訟で、西村氏は東京地裁から書き込みの削除と100万円の支払いなどを言い渡された。しかし、この訴訟で裁判所からの呼び出しを無視し、1度も法廷に 現れなかった。
 その理由をめぐり西村氏は「実は北は北海道から南は沖縄まで似たような裁判が行われている」と告白。「弁護士の費用で100万円以上もかかるし…。まぁ、ひまだったらいくということ」とサラリと言ってのけた。
  「問題の部分は(掲示板から)削除した」と説明したが、「賠償金を強制的に払わせる法律もないし、裁判に勝とうが負けようが関係ない。(賠償金を)払わな ければ一緒」と仰天発言。年収について「日本の人口(約1億2700万人)より少し多いくらい」と豪語、おカネに困っていないはずだが…。
 司会者から好物のスナック菓子「うまい棒」を差し入れられ、笑顔を見せた西村氏。しかし、終盤にアクシデントが発生。掲示板に寄せられた西村氏への質問を大画面に写し、本人がそれに答えるコーナーで、「死ね! ひろゆき」と記された投稿があったのだ。
 「軽いあいさつでしょう」とかわした西村氏。最後に、今パソコンをのぞいている人へ「外に出ろ!」とのメッセージを送り、講演会を終えた。
■2ちゃんねる
 西村氏が米国留学中の1999年5月に開設した。1日1600万のヒット数を誇る巨大掲示板群で、約350以上の掲示板が存在。約450人のボランティアで運営。
★賠償金逃れは不可能…日大大学院教授が指摘
  「強制的に(賠償金を)払わせる法律がない」という西村氏の発言に、板倉宏日大大学院教授(刑法)は「裁判所の強制執行で賠償金を“集金”できる」と指摘 する。賠償金逃れは不可能だという。また強制執行を回避するため、財産などを隠した場合は「強制執行妨害罪になる」とも。板倉教授は「なぜ、これまで損害 賠償を命じてきた裁判所が、強制執行を行わないのか不思議だ。西村氏は財産がないわけではないのに…」と首をひねった。
ENDS

関連記事

2ちゃんねる訴訟:管理人に110万円支払い命じる
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20060121k0000m040134000c.html
 インターネット掲示板「2ちゃんねる」の書き込みで名誉を傷つけられたとして、北海道空知管内南幌町の大学助教授、有道出人(あるどうでびと)さん (41)が掲示板の管理人(東京都新宿区)に220万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決が20日、札幌地裁岩見沢支部であり、千賀卓郎裁判官は110万 円の支払いと内容の削除、発信者情報の一部開示を命じた。千賀裁判官は「違法な書き込みを削除するなどの適切な措置を講ずる義務を負う」としたが、「管理 人が書き込みをしたわけではない」と減額した理由を述べた。
 判決によると、同掲示板には04年3〜12月、「白人至上主義者」など有道さんを中傷する書き込きが計12回掲載された。有道さんは同年12月、「名誉棄損だ」として管理人にメールで削除を要求したが、こうした措置は取られなかった。
 有道さんは米国出身で、00年に日本国籍を取得。小樽市の民間浴場施設が外国人の入浴を拒否したことを巡り、施設側と同市に損害賠償を求めて訴えを起こ すなど、人種差別問題への取り組みでも知られている。判決を受け、「言論の自由はわかるが、うそや人を傷つける自由はない。それを認めてもらえたことは大 切」と話している。【山田泰雄】

Rights crusader wins defamation battle with Ni-Chaneru
http://mdn.mainichi-msn.co.jp/national/news/20060121p2a00m0na009000c.html
IWAMIZAWA, Hokkaido -- Ni-Chaneru's operator has been ordered by a court here to pay 1.1 million yen compensation to foreigners' rights campaigner Debito Arudou for a defamatory posting on the country's most popular online bulletin board.

The Iwamizawa Branch of the Sapporo District Court found that messages posted on Ni-Chaneru saying Arudou was a white supremacist were defamatory and ordered the plaintiff be compensated and the offending posts erased.

"(The operator) has a responsibility to take appropriate steps, such as the removal of unlawful postings," Presiding Judge Takuro Senga said as he handed down the ruling.

Despite siding with Arudou, however, Senga halved the amount of compensation originally sought by the 41-year-old university associate professor from Nanporo, Hokkaido.

"It wasn't as though the operator of the site had actually posted the messages," Senga said.
Arudou hailed the ruling.

"I understand we need freedom of expression, but there is no freedom to lie or hurt people. I think it was important that the court recognized this," he said.

Court records showed that on 12 different occasions from March to December 2004, messages were posted on Ni-Chaneru boards slurring Arudou and calling him a white supremacist.

In December 2004, Arudou told the operator of Ni-Chaneru that the messages were defamatory and demanded that they be removed. When the demand was ignored, Arudou sued.

Arudou was born David Aldwinckle in the United States. He became a Japanese citizen in 2000. He has since campaigned against discrimination, most notably when taking on the Otaru Municipal Government and a bathhouse operator in Otaru, Hokkaido, after foreigners were refused entry to the premises. (Mainichi)

2ちゃんねる管理人に賠償命令 掲示板での中傷放置
2006年01月20日20時43分
http://www.asahi.com/national/update/0120/TKY200601200325.html
 インターネットの掲示板「2ちゃんねる」の書き込みで名誉を傷つけられているのにそれを放置しているとして、北海道南幌町の大学助教授有道出人(あるど う・でびと)さん(41)が掲示板の管理人=東京都新宿区=に書き込みの削除と220万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決が20日、札幌地裁岩見沢支部 で言い渡された。千賀卓郎裁判官は慰謝料など計110万円の支払い、書き込みの削除とともに、発信者がインターネットに接続したパソコンの識別番号などの 情報を開示するよう管理人に命じた。
 判決によると、同掲示板に04年3〜12月、有道さんが人種差別主義者であるかのような中傷などが12件掲載されたが、管理人は有道さんの削除要請に応じなかった。
 有道さんは「掲示板上での言動の責任は管理者にあることに加え、損害賠償も認めてもらってうれしい」と話している。
 有道さんは00年に日本国籍を取得した。外国人であることを理由に入浴を拒否されたのは、人種差別撤廃条約に反するなどとして北海道小樽市と入浴施設を01年に訴えた。この訴訟は入浴施設に100万円の支払いを命じ、市への請求を退けた二審判決が確定している。

2ちゃんねる管理者に賠償命令 助教授への中傷発言放置
http://www.sankei.co.jp/news/060120/sha117.htm
 インターネット掲示板「2ちゃんねる」の書き込みで名誉を傷つけられたとして、北海道南幌町の大学助教授の男性(41)が管理運営者に損害賠償などを求めた訴訟の判決で、札幌地裁岩見沢支部は20日、110万円の支払いと発言の削除などを命じた。
 判決理由で千賀卓郎裁判官は「書き込みは原告の社会的評価を低下させるのは明らか」と指摘。「運営者は名誉を傷つける発言を削除する義務がある」と述べた。
 男性は米国出身で、日本国籍を持っており、外国人を理由に入浴拒否されたのは人種差別撤廃条約違反として小樽市の入浴施設などに損害賠償を求めた訴訟の原告。
 判決によると、2004年3月から12月にかけ2ちゃんねるの掲示板に計12回、人種差別主義者であるかのような中傷発言が書き込まれたため、男性は管理者に削除を求めたが、何の措置も講じなかった。(共同)
(01/20 23:43)

2ちゃんねる管理者に賠償命令、書き込みで名誉棄損
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060120i514.htm
 インターネット上の掲示板「2ちゃんねる」に書き込まれた発言で名誉を傷つけられたとして、北海道南幌町、北海道情報大学助教授有道出人(あるどう・で びと)さん(41)が掲示板の管理者を相手取り、220万円の損害賠償と書き込みの削除などを求めた訴訟の判決が20日、札幌地裁岩見沢支部であった。

 千賀卓郎裁判官は「書き込みにより、(原告の)社会活動に大きな支障を与えた」などとして、管理者側に110万円の損害賠償と書き込みの削除を命じた。
 判決によると、「白人至上主義者」「人種差別者」といった有道さんに対する中傷が複数回にわたって掲示板に書き込まれ、削除を求めても管理者は応じなかった。
 裁判で管理者は、答弁書などの書類を提出せず、反論しなかった。
 判決を受け、有道さんは「新しいメディアであるインターネット上の発言に、誰が責任を取るのか明確にすべきだ」と話した。
(2006年1月20日21時55分  読売新聞)

2ちゃんねるに賠償命令、助教授への中傷放置
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=STXKF0499%2020012006&g=K1&d=20060120
 インターネット掲示板「2ちゃんねる」の書き込みで名誉を傷つけられたとして、北海道南幌町の大学助教授有道出人さん(41)が管理運営者に損害賠償などを求めた訴訟の判決で、札幌地裁岩見沢支部は20日、110万円の支払いと発言の削除などを命じた。

 判決理由で千賀卓郎裁判官は「書き込みは原告の社会的評価を低下させるのは明らか」と指摘。「運営者は名誉を傷つける発言を削除する義務がある」と述べた。

 有道さんは米国出身で、日本国籍を持っており、外国人を理由に入浴拒否されたのは人種差別撤廃条約違反として小樽市の入浴施設などに損害賠償を求めた訴訟の原告。

 判決によると、2004年3月から12月にかけ2ちゃんねるの掲示板に計12回、人種差別主義者であるかのような中傷発言が書き込まれたため、有道さんは管理者に削除を求めたが、何の措置も講じなかった。〔共同〕 (22:00)


2ちゃんねる、個人攻撃も放置“無法空間”状態
「書かれた者が負け」「敵に回すとひどいめに」
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_11/t2006110728.html
November 7, 2006

 「自宅の住所をネットでさらされて実家に移ったが、勤務先にも嫌がらせの電話が相次いだ。お客の中にも(嫌がらせをしている人が)いるのかと人間不信になった」

 30代の接客業女性は苦い記憶を振り返る。女性は匿名掲示板「2ちゃんねる(2Ch)」で、「元風俗嬢」「整形しすぎ」などの事実無根の中傷や、「殺す」「死ね」といった脅迫を受けた。

 「(女性が)自分の店を開く前後から、旧知の同業者が嫉妬で書き込んだ」と噂になったが、“犯人”は特定できなかった。女性は掲示板を管理する西村博之氏(29)の責任を問い、民事訴訟を起こした。

 東京地裁は書き込み削除と100万円の損害賠償を命じたが、勝訴が二次被害を生んだ。判決後に2Chでは「そんなことで目くじら立てるな」「殴り殺す」 「とっとと首を吊れ」などの書き込みが相次いだ。勤務先のホームページにも同様の書き込みが10万件も殺到し閉鎖に追い込まれた。女性は心労でしばらく仕 事を休んだ。

 西村氏の当時の感想は「削除要求だけでなく、掲示板管理人から金を取ろうとした裁判なので、一般ユーザーから反感を買ったためだと思う」。

 女性は「現状では書かれた者が負け。書いた張本人は結局分からず、訴えても気晴らしにもならない。2Chという言葉も聞きたくない」と話す。

 北海道情報大の有道出人助教授(41)は平成12年に米国から日本に帰化し、「外国人お断り」の銭湯などに対し、人種差別撤廃を訴えてきた。一方で 2Chでは、一昨年から≪アメリカ白人デビッド・アルドウィンクル≫(同助教授の旧名)が次のような主張をしたとする書き込みが横行した。

 ≪アルドウィンクル(米国籍)が支持している侵略戦争によるイラク市民2万人虐殺≫

 ≪アメリカ白人の利益のためには非白人の虐殺は数十万人までは何の問題も無い≫

 有道助教授は「こんなことは一切言ってない。人権活動家という私の立場を崩すため、イメージダウンを狙った捏造だ」と憤る。削除を求める裁判で勝訴したが西村氏は判決を無視。捏造発言はネット上に1000件以上も放置されたままだ。

 千葉県の自営業の男性(40)は2Chで住所や電話番号、家族の名前、自宅とマイカーの登録証の写真まで公開された。しばしば覚えのない注文を確認する電話も来る。

 「2Chのあり方をネット上で批判したので目を付けられたと思う。2Chを敵に回すとひどい書き込みも放置される。自宅まで押しかけて来るのは内部の人間か、2Ch信者なのか…。もう仕方ないとあきらめている」

(2Ch取材班)


 ドラマ化もされたベストセラー「電車男」を生むなど、強い影響力を持つ巨大掲示板「2ちゃんねる」。しかし夕刊フジ既報の通り管理人の西村氏の賠償金の不払いや裁判逃れなど無責任な実態が明らかになってきた。この無法空間で自分を守る術はあるのか。

ZAKZAK 2006/11/07


Net boards venue for faceless rightists
By ERIC JOHNSTON, Staff writer
The Japan Times: Tuesday, March 14, 2006

Courtesy http://search.japantimes.co.jp/member/member.html?appURL=nn20060314f1.html
OSAKA -- They are called "Net uyoku," or Internet rightwingers.

Unlike their more vocal colleagues, who are highly visible in their huge sound trucks, blaring slogans at full volume, Net uyoku are usually anonymous and rely on a computer mouse rather than a megaphone to get their point across.

Since the late 1990s, Net uyoku have flooded electronic bulletin boards with their views on issues such as Prime Minister Junichiro Koizumi's visits to Yasukuni Shrine and Japan's wartime role.

Since 2002, they have often vented their spleen at North Korea over its abduction of Japanese nationals, and at Japanese who swoon over South Korean dramas.

The Internet bulletin board Channel 2 ("Ni-channeru"), which allows anonymous messages, is the best known home of the Net uyoku.

Between 1 million and 2.5 million messages are posted daily, and most of those dealing with politics or Japan's relations with other countries in East Asia reflect views that range from moderately conservative to far right.

Other messages are simply racist or libelous. From early 2004, Sapporo activist Debito Arudou, who has been fighting discrimination in Japan, was the subject of attacks on Channel 2 by Net uyoku, who posted messages calling him a racist and spreading false information about his views, according to Arudou.

After repeated attempts to get Channel 2 to remove the offending posts were ignored by site founder, Hiroyuki Nishimura, Arudou sued for libel at the Sapporo District Court's Iwamisawa branch.

Nishimura ignored all orders to appear in court and on Jan. 20 the judge ruled summarily in Arudou's favor, saying his honor had been illegally infringed upon by information that affected society's view of him. The court ordered Channel 2 to take down the offending posts and to pay 1.1 million yen in compensation. The judge also ordered the IP addresses of those who posted the offensive messages to be made public.

But so far, Nishimura has not complied with the order.

Attempts to reach Nishimura proved unsuccessful -- he did not respond to e-mail inquiries from The Japan Times, and no phone number for him or Channel 2 could be obtained. Arudou's lawyer, Toshiteru Shibaike, said his office has also been unable to contact Nishimura.

Such a lack of communication, legal experts say, illustrates the problem of trying to sue Internet bulletin boards like Channel 2 and the Net uyoku who post on them.

"What can you do if you win a civil suit for libel against one of these Internet bulletin boards and they simply ignore the court ruling? Not much," said Tetsuya Kimura, an Osaka-based human rights attorney. "Because it's a civil suit and not a criminal suit, police probably won't get involved."

Another victim of Net uyoku attacks was "manga" cartoon artist Hiroshi Motomiya.

In 2004, he found himself under attack on Channel 2 and elsewhere after he drew a cartoon portraying Imperial Japanese troops carrying out the Rape of Nanking. To fight back, Motomiya's supporters started their own electronic bulletin board, to discuss the tactics of Net uyoku.

But if Channel 2 is home to crude, anonymous and libelous rants, Channel Sakura is the place where Net uyoku post more thoughtful and polite messages. Channel Sakura posts require a pseudonym at least, although many posters use their own names, or the name of their group.

Channel Sakura states on its Web site that it is dedicated to preserving traditional Japanese culture. It opposes revising the Imperial House Law to allow a woman to serve as a reigning empress, and supports a wide variety of rightwing causes.

Posts on its bulletin board often reflect the views of one of Channel Sakura's biggest supporters, the Japan Conference.

This powerful nongovernmental organization was formed in 1997 and claims 500,000 members nationwide. It works closely with lawmakers to promote policy issues dear to conservatives and many with rightwing views. Foreign Minister Taro Aso is a former chairman, and former Minister of Economy, Trade and Industry Takeo Hiranuma is the current chairman of a group of lawmakers that communicates regularly with the NGO.

Unlike Channel 2, personal attacks are rarely seen on Channel Sakura, and when individuals are named, it is usually a politician whose policies the poster disagrees with.

But although Channel 2 gets a lot of mainstream media attention for its extreme comments, Internet experts believe the more sophisticated Net uyoku of the kind who go to sites like Channel Sakura are more influential with policymakers.

"Issues discussed on the more sophisticated rightwing Web sites reflect the views of rightwing politicians and bureaucrats more than those of the anonymous Net uyoku," said Junko Ikegawa, an Osaka-based freelance writer who writes on Internet issues. "These sites spread their views quickly among like-minded Japanese, creating a politically active, vocal support network of rightwing activists on whom rightwing politicians rely."

The Japan Times: Tuesday, March 14, 2006


www.debito.org
BRIEF:  LIBEL LAWSUIT AGAINST 2-CHANNEL BBS
Related newspaper articles in English and Japanese
Click here to skip background and page down to full report on the lawsuit outcome and what it means.
UPDATE SEPT 14, 2006:
Using judicial channels to get Nishimura to pay up--then Nishimura disappears!
CLICK TO VIEW FOLLOWUP DOCUMENTS IN JAPANESE FOR 2-CHANNEL LAWSUIT
TRYING TO GET DEFENDANT NISHIMURA TO PAY UP (March to July 2006)


(Press Release, freely forwardable)
I've kept quiet about this for quite awhile, but now's the time:

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JAPANESE INTERNET BBS "2-CHANNEL"
IGNORES REPEATED REQUESTS TO REMOVE DEFAMATORY DATA
HAS BEEN SUED FOR LIBEL BY ARUDOU DEBITO
LAWSUIT DECISION DUE JANUARY 20
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By Arudou Debito
January 18, 2006

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SUMMARY:  Japan's prominent Internet BBS "2-Channel" (http://www.2ch.net) system has been sued for libel by Arudou Debito from April 2005, for not removing untrue and defamatory messages from its database despite repeated requests.  Representatives for 2-Channel ignored all communications (even those from the Hokkaido Iwamizawa District Court), and did not appear in court.  A verdict is due on Friday, January 20.  In a relatively new medium in Japan, without much legal precedent governing libel, this case promises to create some legal precedent regarding Japan's cavalier rules of expression on the Internet, ruling on the responsibility for unedited Internet bulletin boards to receive and maintain anonymous information which is untruthful and impugning of an individual's character.
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FACTS OF THE CASE:

Japan's prominent Internet bulletin board system (BBS), "2-Channel" (pronounced "ni-channeru"), has been sued for defamation of character (meiyo kison) by Plaintiff Arudou Debito.

A system accessed by millions of Japanese every day, 2-Channel is a valuable forum for news, gossip, and information you cannot find in any of the established press.  (For example, if there is a murder case where a minor is the suspect, the name cannot by law be made public.  Within hours, however, it will be on 2-Channel somewhere, sometimes even with photos, until the police have moderators remove it.)   2-Channel is a wild place, and anyone who believes Japanese communication strategies are constrained by strict rules of decorum and manners will see what people do when liberated by anonymity.

(More on the ethos and the management behind 2-Channel at USC's Japan Media Review site, article dated August 22, 2003.)

In my case, the following information started appearing on several blogs within 2-Channel around 2004 (edited for brevity from Japanese original):

http://travel2.2ch.net/test/read.cgi/park/997516578/l50

(note the "2ch" in the URL; still up as of today)

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364 :From:  No-name :04/06/06 15:38 ID:1BHu9rLd
(This American White David Aldwinckle (American nationalty) came all this way to Japan, and has lived here for many years in order to harass Japanese.)
Photos of the massacres of 20,000 Iraqis in a war of invasion that American White David Aldwinckle supports:
http://www.robert-fisk.com/iraqwarvictims_page2.htm
http://www.imaging-imagine10000.net/iraq-war.htm

Even while the US was massacring the 20,000 Iraqis who put up no resistance, Aldwinckle was saying things about Japan's bathhouses.  His sort of attitude is normal in the US, where White Supremacists like Aldwinckle support both racial discrimination policies and wars of invasion.

What American White David Aldwinckle claims:
1) There is no problem with non-White people being massacred in the tens of thousands as long as it benefits American Whites.
2) In a country as inferior as Japan, it's perfectly fine for unqualified American Whites like Aldwinckle to take on English instructor positions and receive preferential treatment.
3) It is perfectly all right for a degree of racial discrimination against non-Whites to happen if it benefits American Whites.
4) But it is completely unacceptable for inferior races such as Japanese to discriminate against American Whites...

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(More examples below in Japanese within documents submitted to Iwamizawa District Court.)

It goes on in the same vein for a page or so.  And this was not the only post.  In fact, whenever any thread came up that involved foreign countries or foreigners (i.e. nothing to do with the Otaru Case), this person would cut and paste the same post in it, thread after thread, for saturation bombing.   You can see how saturated by Googling "arudouinkuru" (my former last name in katakana, small i), and "iraku" (katakana for Iraq).  At last count (and this is down from a few thousand a year ago), the copy, pasting, and requoting on to other sites is up to 471 sites (up from 450 January 1).  I usually ignore stuff like this, but I heard about this activity back in 2004 because several of my friends (many of those in the human-rights community, whose opinions I value) pointed it out, and asked what I had actually said about Iraq to inspire such comments!  After all, where there's smoke, there must be fire...!

Needless to say, I said no such things, and I told the 2-Channel moderators on several occasions between November 2004 and February 2005 to delete the posts and reveal the IP address of the poster.  At no time, however, did I receive a response from 2-Channel, nor did the posts I referred to disappear.  Registered enquiries to 2-Channel's owner, a Mr Nishimura Hiroyuki, from my lawyers were returned unopened (my lawyer even went to Tokyo to check if he resides at that address; he does), and when we finally filed suit last April in Iwamizawa District Court, there was no acknowledgement whatsoever (even court communiques were returned unopened) and no court appearances.

In a Small Claims Court (Kan'i Saibansho), a no-show would result in automatic victory for the Plaintiff.  In this case, a Civil Court (Minji Saibansho) will probably rule the same way.  The issue is the assessment of damages.  2-Channel has actually been sued in the past (by businesses, who saw their business drop after malicious rumors appeared there) and lost, being forced to pay plaintiffs damages.  In my case, it's hard to assess the damage concretely in money.  There is also the issue of me being a "public person" (koujin), an obvious target for criticism and therefore not quite as protectable as a completely-private individual.

Yes, I argued in court last month, I am legally probably a public person by now.  But the freedom of speech enabling one to criticize does not enable one to lie, in a clear attempt to publicly damage the reputation of a person.  What makes the case interesting from a legal scholar's point of view is precisely the fact that my damages cannot be tallied financially.  Rather, I argued, that allowing a BBS to be negligent in deleting deleterious posts was affecting my ability to carry out my "life's work" (as I put it), of bringing about a law against racial discrimination in Japan.  Being called a White Supremacist etc. with fabricated quotes was precisely the sort of thing that would undermine my credibility.  Does the Constitution therefore protect me against this sort of thing or not, especially in this new medium?

We shall see.  You can see my court documents in Japanese at
http://www.debito.org/2channelsojou.html#sojou
You can get in touch with my lawyer (he's fluent in English if you need), Mr SHIBA-IKE Toshiteru, at
shibaike@hg-law.jp

FINAL WORD:  I can guess what plenty of people are thinking as they read this...  Debito's the type of guy that sues everybody, just for fun.  Not exactly.  I just wasn't going to let something this malicious and untruthful slide.  Moreover, after I put this announcement out yesterday in Japanese, other people who have seen the nasty stuff on 2-Channel, or have been the target of smear campaigns there, wrote me back to say that it was about time somebody had the cojones to do it.

Arudou Debito
Sapporo
debito@debito.org
http://www.debito.org
January 18, 2006
ENDS


Sorry to keep you waiting.  This issue got a lot of press, and just keeping up with the Japanese-language side of things has kept me busy...

FULL REPORT ON THE 2-CHANNEL LIBEL LAWSUIT VICTORY

By Arudou Debito, January 22, 2006

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1) QUICK RECAP OF THE CASE
2) THE COURT DECISION
3) THE REASONING
4) MY FEELINGS ABOUT WHAT THIS CASE MEANS
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This case has been fully archived (with documents submitted to court and court decision in Japanese, my reports and kansoubun in Japanese, and related newspaper articles) at
http://www.debito.org/2channelsojou.html

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1) QUICK RECAP OF THE CASE:  From early 2004 onwards, anonymous poster(s) began systematically copying and pasting statements on a Japanese Internet Bulletin Board System (BBS) called "2-Channel", accessed by hundreds of thousands of people daily, about Plaintiff Arudou Debito, a human rights activist.  Calling him inter alia a "White Supremacist", the posts, which were added to just about any BBS thread regarding foreigners in Japan, attributed to him by name several fabricated statements, such as "he said he supports massacres of Iraqis", "he said he supports discrimination against non-Whites", with the clear aim of impugning his character and damaging his credibility in his campaign for racial equality in Japan.  Repeated requests both by electronic and registered mail were made by Plaintiff and his lawyers to remove these materials from the online archive, but were completely ignored by the Administrator of 2-Channel, a Mr Nishimura Hiroyuki.   The posts in question to this day have been left up to spread further across the Internet.  After Plaintiff sued for defamation of character, Defendant also ignored all court communiques and never appeared in before the judge to offer any explanation or defense.  On January 20, 2006, Hokkaido's Iwamizawa District Court ruled in favor of Plaintiff, awarding him 1,100,000 yen in damages for negligence in the face of libel.
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2) THE COURT DECISION

Judge Senga Tetsuro ruled largely as follows:
   a) Defendant Nishimura Hiroyuki of 2-Channel must pay 1,000,000 yen in damages, and 100,000 yen in lawyer fees to Plaintiff Arudou Debito.
   b) Defendant must delete all contentious posts from 2-Channel's server.
   c) Defendant must release the IP address of contentious poster(s).
   d) Only item (a) above may be contested in appeal.  [Defendant has two weeks to appeal.]

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3) THE REASONING
(bullet points condensed and paraphrased from the ruling, starting from page 6 of decision text)
http://www.debito.org/2channelsojou.html#hanketsu

   a) The contentious posts involved Plaintiff by name, and had the undeniable danger of damaging his social reputation.
   b) The statements within the contentious posts were of no benefit to society.
   c) The statements had no grounding in fact.
   d) The posts should have been deleted from the BBS, but the Administrator, who has the obligation to take measures, did not.  In addition, Administrator did not respond to requests by Plaintiff to delete the information.
   e) Because the information was not deleted, and it claims he is a racist, one cannot ignore that it has ill-effects on Plaintiff's livelihood and activism in society.
   f) As per the "Provider Responsibility Guidelines Law" (purobaidaa sekinin kisei hou), Article 2 Clause 1 (Electronic Mail Privacy), Defendant must reveal the IP address of the person who posted said posts to the BBS.
   g) In sum, it is clear that Plaintiff had his honor illegally infringed upon by information which affected society's view of him, information which was not dealt with in a proper manner by the BBS and which remains on display to this day. 

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4) MY FEELINGS ABOUT WHAT THIS CASE MEANS

Well, we won, and of course I'm very happy about that.  We also won big--just about everything we asked for was granted by the judge (the court damages were more than the Otaru Onsens Lawsuit award of 1 million yen).  More importantly, in terms of legal precedent, even a person who cannot claim a concrete amount of monetary damage due to defamation (I'm not a business with a clearly-affected balance sheet, unlike previous victorious plaintiffs against 2-Channel) can claim damage to honor.  It is, arguably, a blow for human rights (as opposed to economic rights, i.e. of a business to survive profitably and free from defamation--which the Japanese judiciary generally sees as more worthy of protection).

There are of course some extenuating circumstances behind this victory.  The egregious nature of 2-Channel's behavior in this case (not answering anybody, including the court, even once) made it so that no possible defense could have been included in the decision (the judge makes clear on page five that 2-Channel simply had nothing to say).  This undeniably made the case a cakewalk.  And the egregious nature of the posts involved (just about every reader of Japanese I have shown them to shudders at their nastiness) makes it clear that the freedom of speech on the Internet does not, as we argued, give freedom to deliberately and maliciously defame somebody with complete untruths.  This is an extreme case, and it got by Japanese standards an extreme decision.

But 2-Channel has long since established itself as an extreme place, or as I put it in my Japanese statement on this case, "a hotbed for the abuse of the freedom of speech" (genron no jiyuu no ran'you no onshou).  Although local versions of 2-Channel (such as the Hokkaido BBS) allow no private names to remain on its databases, the national version of this site, my sources and experience dictate, is full of rumor, exaggeration, speculation, and outright lies about specified individuals--which remain undeleted, as my case shows.  And it's not just me:  fellow human rights activists and lawyers, for example, who have long suffered incessant impugning of their character on 2-Channel, wrote me letters of congratulations for actually taking them on in the first place, moreover successfully.  It's about time, they said. 

Many people in the media reading this are probably wondering if my court decision constitutes some sort of threat to free speech.  This I strongly doubt, a) because I'm sure any Japanese judge can distinguish between information based upon fact and unsubstantiated rumor motivated by malice, and b) because of the nature of the media in this case.  That is to say, all other media formats--print or broadcast--have editors, registered corporations, credibility-checkable sources, and people who are in charge and can take responsibility if somebody goes too far.  However, in the case of the Internet, and particularly places like BBSes, there is nobody who will take responsibility, either on the moderator's side or on the poster's side.  Thus, because there is no editor and anyone can post anything they like (and anonymously at that), irresponsible messages of some permanence will inevitably get through and stick; there is simply no mechanism to clean up this media. 

What makes 2-Channel peerless in this respect is that, according to my lawyers, it has been sued repeatedly, and lost due to negligence in editorial policy:  administrators similarly had taken no action to remove defamatory posts.  Yet 2-Channel ignores those court decisions, refusing to pay severances or reveal IP addresses, and continues on as before.  How?  Because unlike other media, 2-Channel's assets are privately owned, secretly stashed, and thus unfreezable should they lose in court and refuse to pay.  Which means the "Provider Responsibility Guidelines Law", mentioned in the court decision, is unenforceable unless somebody digs up Nishimura's bank accounts.  This is how 2-Channel gets away with abetting libel--by simply ignoring the law or the courts.  In sum, winning against 2-Channel will not affect other, more responsible media, because there are mechanisms in place there to ensure it never goes as far as it did in this case.

What happens next?  There has been a lot of press (an article in every newspaper yesterday morning, a quick discussion on the issues on NHK Friday night) on this.  For once this prominence of this case may bring public pressure to bear on either 2-Channel to cooperate, or else pressure on lawmakers to stop places like 2-Channel flaunting the law.  But I am unconfident that 2-Channel will cooperate with the courts and pay up, because if it did, with the backlog of lost lawsuits, it will probably go bankrupt.  I am also unconfident that 2-Channel will obey the court order even as far as releasing the IP addresses, even if it costs them nothing.  There's just no sanction for refusal.  Then what?  We take steps to find their accounts and freeze them, we take out an injunction (details on this process unclear to me at this time) with heavy fines (something like 10,000 yen for every day 2-Channel does not cooperate).   But it is clear that 2-Channel is making use of a legal grey zone to stay up and flaunt, and anonymous posters are taking advantage of that to smear more people for sport or malice.

How to resolve this situation?  One simple thing I'm sure 2-Channel has thought of is displaying all IP addresses whenever anyone posts.  That would pass the buck to the poster.  But mysteriously 2-Channel hasn't done so (and it's too late for past court losses anyway).  Japan could also, as it has done for all media with licences and other measures for public accountability and quality control, change regulations to require BBS administrators and providers to publicly register their assets.  I prefer a much more sweeping reform--the establishment of a criminal law specifically against hate speech, which Japan still lacks in violation of international treaty.  Unless there is the specific threat of arrest, some people just won't see sense.

In any case, this court decision should cause no major policy paroxysms.  The mass media has been around for a while, and systems have long since evolved to ensure quality control and prevent the innocent from getting hurt.  With this new communication system, where anyone with an Internet connection can by bypass the editorial process instantaneously on widespread archived media, it's high time to take steps guaranteeing some form of responsibility in information dispersal.  Yes, a law was passed on it in 2002, but clearly it has some holes it which need plugging.  Hopefully this case will help highlight where some of them are.

Arudou Debito
Sapporo
January 22, 2006
debito@debito.org
http://www.debito.org
(More on the ethos and the management behind 2-Channel at USC's Japan Media Review site, article dated August 22, 2003.)
ENDS

UPDATE SEPT 2006
DEFENDANT NISHIMURA FROM 2-CHANNEL DODGES THE AUTHORITIES,
REFUSES TO PAY DAMAGES OR TAKE DOWN THE LIBEL


====== 2-CHANNEL WEBSITE LAWSUIT UPDATE ===========
DEFENDANT STILL REFUSES TO PAY COURT-ORDERED DAMAGES
FOR INTERNET LIBEL.
LIBELOUS STATEMENTS REMAIN ONLINE TO THIS DAY
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By Plaintiff Arudou Debito
September 14, 2006  Freely Forwardable

Table of contents:
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1) QUICK RECAP OF THE CASE
2) WHAT IS 2-CHANNEL?  REFERENTIAL LINKS
3) THE ISSUE
4) THE UPDATE
5) WHY THIS DESERVES MEDIA ATTENTION
6) APOLOGIA:  What of issues of free speech?
7) CONTACTS
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1) QUICK RECAP OF THE CASE:  From early 2004 onwards, anonymous poster(s) began systematically copying and pasting statements on a Japanese Internet Bulletin Board System (BBS) called "2-Channel", Japan's most popular website, with around one million posts and 20 million hits per day.   Said statements were about Plaintiff Arudou Debito, a human rights activist in Japan.  Calling him inter alia a "White Supremacist", the posts, which were added to just about any BBS thread regarding foreigners in Japan, attributed to him by name several fabricated statements, such as "he said he supports massacres of Iraqis", "he said he supports discrimination against non-Whites", with the clear aim of impugning his character and damaging his credibility in his campaign for racial equality in Japan. 

Repeated requests both by electronic and registered mail were made by Plaintiff and his lawyers to remove these materials from the online archive, but were completely ignored by the founder and administrator of 2-Channel, a Mr Nishimura Hiroyuki.  The posts in question to this day have been left up to spread further across the Internet.  After Plaintiff sued for defamation of character, Defendant ignored all court communiques, and never appeared in before the judge to offer any explanation or defense.  On January 20, 2006, Hokkaido's Iwamizawa District Court ruled in favor of Plaintiff, awarding him 1,100,000 yen in damages for negligence in the face of libel, and ordered 2-Channel to remove all the libelous posts.  However, Nishimura continued to ignore court orders, forcing Plaintiff's legal team to take further litigious steps to enforce the court decision.  Update below.
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REFERENTIAL WEBSITES:
What is 2-Channel?
1) "Japanese get real on 2 Channel"  Japan Times, February 13, 2003
http://search.japantimes.co.jp/member/member.html?nc20030213mr.htm
2) Q&A with Defendant Nishimura on USC Japan Media Review, August 22, 2003
http://www.ojr.org/japan/internet/1061505583.php
3) "Log on to the Dark Side"  Time Asia, June 18, 2001
http://www.time.com/time/asia/digital/magazine/0,9754,131020,00.html
4) "Net boards venue for faceless rightists"  Japan Times, March 14, 2006
http://search.japantimes.co.jp/member/member.html?appURL=nn20060314f1.html

The libelous claims made about Plaintiff Arudou, and the court's opinion about them.
http://www.debito.org/2channelsojou.html#english
Newspaper articles on the court decision in English and Japanese
http://www.debito.org/2channelsojou.html#kiji

The damage done:  Do a Google search on"Arudouinkuru", "Iraku" (both in katakana) and "2ch" (to eliminate most genuine news sites), and you will see that as of today there are more than 1000 sites with the abovementioned libelous posts.  This is around double the number of sites with the posts when the decision came down in January, which means that 2-Channel has taken no steps whatsoever to follow the court order.

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THE ISSUE:  Does a media outlet, owned and run by an individual (as opposed to a corporate entity with a tax home and registered assets), have to take responsibility when anonymous users make false, damaging, and irresponsible public claims about people?  The Iwamizawa District Court ruled yes.  But what if the Defendant, even after losing, refuses to follow the court decision to either a) pay the damages, or b) remove the libel?  This is where the case diverges from issues of "freedom of speech", and into questions regarding the ability of Japan's judiciary to enforce its own court decisions.

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UPDATE:  Eight months after the verdict, I can now release information about what further measures we have taken.  These steps, although they have brought us no closer to getting damages from Nishimura, illustrate what legal loopholes a new media can exploit to evade responsibility, and expose the need for legislation to deal with the problem.

TIMELINE:
  Jan 20, 2006:  Iwamizawa District Court decision for Plaintiff Arudou.
  Feb 3:  Deadline passes for Defendant Nishimura to appeal; no response.
  Mar 29:  We file motion (saiken sashi osae moushi tate) with Tokyo District Court to seize Nishimura's assets at his company, Tokyo Plus KK.
  Apr 5:  We file motion (kansetsu kyousei moushi tate) with Iwamizawa District Court to force Nishimura's to follow the court decision, with a compounding financial penalty for every day the decision is not carried out.
  Apr 7:  Tokyo District Court grants motion of Mar 29.
  Apr 11:  Registered communiques from Tokyo District Court to Tokyo Plus KK returned unopened because nobody went to the post office to claim them.  We refile motion.
  Apr 28:  Registered communiques from Tokyo District Court again returned unopened.  (We drop motion against Tokyo Plus KK on Jul 14 to contact a different company.)  Also, Apr 5 motion from Iwamizawa District Court returned unopened.
  Jun 30: We file separate motion with Tokyo District Court to seize Nishimura's assets at another one of his companies connected with 2-Channel, KK Niwango. 
  Jul 20:  Tokyo District Court grants motion of Jun 30.
  Jul 27:  KK Niwango answers motion in official court statement:  denies paying Nishimura any salary, therefore has no assets to seize.

(All documents available in Japanese at
http://www.debito.org/2channelsojou.html#updatesept06 )

And that's it.  Which means all Nishimura and his corporate allies have to do is ignore orders from the court (by not officially receiving them, therefore not being "served with papers"), or else deny that there is any financial connection between them, and Nishimura can avoid taking any responsibility.  No police will arrest Nishimura (because this is a Civil Court case, not a violation of the Criminal Code), and there is apparently no enforcement of contempt of court.  Also, there is no judicial oversight commission in Japan which can audit or raid the companies, or ferret out Nishimura's bank accounts.  (In fact it becomes Plaintiff's responsibility, at his own expense, to hire a private detective--for around 500,000 yen, with no guarantee of success). 

This is the route taken by Nishimura so far in the thousands of (many successful) lawsuits raised against him.  If you want to sue 2-Channel, you have to sue its representative, as the company is registered to him individually.  But you cannot find his assets, because they are not properly registered (like they would be for any other established non-cyberspace media outlet).  He technically has no income, and only he knows his bank accounts (which may be under different names or untraceable titles).  Meanwhile, Nishimura can continue to meet media, write books, make public speeches, and get away with running a venue that causes social damage judged illegal by a court.  All because Japan's court system is unempowered with the investigative mechanisms to enforce its own court rulings, or equipped with cyberspace-specific legislation to keep the media clean.

Point is:  Nishimura had his day in court.  He lost.  Now pay up.

Now that we have exhausted all judicial means (we can only file more papers against more companies, and they answer at their whim, again with no judicial sanction), our next step is for me to bring the problem to the fore, and hope we get some media attention.

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WHY THIS DESERVES MEDIA ATTENTION

Because this is not the only place in which Japan's judiciary has loopholes.  Civil Court decisions are often unenforced, and short of filing angry letters, the judiciary won't get the police involved.  Other cases, such as issues of child custody and support (two I know something about), are also without legal sanctions of enforcement. 

However, with media attention, legislative remedies can occur.  For example, in the bad old days, there was no way, say, to force a deadbeat spouse to pay child support if he kept his bank accounts secret; after some awareness raising by journalists, now there is a law which says you can force the spouse's employer to pay alimony directly from his salary.  This is what press coverage does for social problems, and I believe my case uncovers one.  I will also be sending this issue to the domestic press in due course.

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APOLOGIA:
Many readers in the media are probably wondering if my court decision constitutes some sort of threat to free speech.  This I strongly doubt because for two reasons.  One:  Remember that this passed through a court of law.  I'm sure any Japanese judge can distinguish between information based upon fact and unsubstantiated rumor motivated by malice--especially given the general cautiousness of Japanese judges.  Two:  Consider the nature of the media in this case--the Internet.   All other media formats--print or broadcast--have editors, registered corporations, credibility-checkable sources, and people who are in charge and can take responsibility if somebody goes too far.   However, with the Internet, and in particular places like anonymous Bulletin Boards, there is nobody who will take responsibility, either on the moderator's side or on the poster's side.  Thus, with complete poster anonymity, coupled with a media which will not delete libel, irresponsible messages of some permanence will inevitably get through and stick; there is simply no mechanism to clean things up.

What makes 2-Channel peerless in this respect is that, according to my lawyers, it has been sued repeatedly, and lost in court due to negligence. Yet 2-Channel can ignore those court decisions, refusing to pay severances or reveal IP addresses, and letting the libel stick.  How?  Because, again, unlike other media, 2-Channel's assets are privately owned, secretly stashed, and thus unfreezeable should they lose in court and refuse to pay.  Which means Japan's "Provider Responsibility Guidelines Law", mentioned in the court decision, is unenforceable.

In sum, winning against 2-Channel will not affect other, more responsible media, because other media has mechanisms in place to ensure it never goes as far.

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CONTACTS:
My lawyer, SHIBA-IKE Toshiteru can be contacted at shibaike@hg-law.jp 
(He speaks, reads, and writes English)
Phone number Sapporo (011) 231-1888, Fax  (011) 231-1785
My email, as always:  debito@debito.org

Thanks for reading.  Arudou Debito in Sapporo, Japan
debito@debito.org
http://www.debito.org
September 14, 2006
UPDATE  ENDS
CLICK TO VIEW FOLLOWUP DOCUMENTS (in Japanese) FOR 2-CHANNEL LAWSUIT
TRYING TO GET DEFENDANT NISHIMURA TO PAY UP (March to July 2006)

2-CHANNEL'S DEFENDANT NISHIMURA "DISAPPEARS" (SHISSOU)
(Update Sept 23, 2006, part of debito.org newsletter available here)

I updated you last week (http://www.debito.org/index.php/?p=30 ) about my lawsuit against Japan's largest Internet BBS, 2-Channel.  Although they lost a libel suit to me last January, Owner and Adminstrator Defendant Nishimura Hiroyuki still hasn't paid the court-ordered damages, and has ignored another series of paperwork we have filed to enforce the decision.   Full details on the lawsuit at http://www.debito.org/2channelsojou.html#english

The news is that I just heard that Nishimura, with his invisible income, numerous personal blogs and online columns, and books published by the likes of Kodansha and Asukii, has made himself invisible.  Witness this newspaper article (translation mine):

============== BEGINS ==================
On September 22, it was established that Nishimura Hiroyuki (29), aka "hiroyuki", administrator and operator of giant Internet BBS "2-Channel", has disappeared (shissou joutai).  This BBS is being run by Nishimura as an individual.  Even after government organs have demanded that inappropriate posts be removed, and posters have their whereabouts revealed, [Nishimura] has let these things slide and not responded to orders to appear before courts.  The worst case scenario is that "2-Channel", an emblematic site to Internet industries, may even be shut down.
=============== ENDS ===================

I don't know where this article appeared (it looks like a screen capture from a TV news show), but it is genuine.  See for yourself:

I have also heard rumors that Nishimura was about to declare personal bankruptcy, and has a gaggle of lawsuits following him to zap any above-board income (royalties etc.) he might legally receive.  However, he'll never be able to open and register a real company, and if he does reappear and declare himself bankrupt, he'll apparently even lose the right to vote.

For the record, I do not support closing 2-Channel down (it is for most a very valuable network).  I only want it to take responsibility for filling the media with irresponsible information, so bad that even Japan's cautious courts have determined in several cases to be libelous.  Continuous evasion of these responsibilities as a member of the media may mean Nishimura gets his in the end.  Keep a weather eye on this story...  ENDS

訴状全文
















以上

判決全文(岩見沢地方裁判所2006年1月20日付)



















以上
FOLLOWUP DOCUMENTS FOR 2-CHANNEL LAWSUIT
TRYING TO GET DEFENDANT NISHIMURA TO PAY UP (March to July 2006)
THE TIMELINE (written by lawyer Shiba-ike Toshiteru):

債権差押命令1 06.3.29 (東京地裁 第三債務者 東京プラス(株))
MOTION WITH TOKYO DISTRICT COURT TO SEIZE NISHIMURA'S ASSETS AT HIS COMPANY, TOKYO PLUS KK


TOKYO DISTRICT COURT GRANTS MAR 29 06 MOTION
債権差押命令 06.4.7




COURT ORDER TO TOKYO PLUS KK IS RETURNED AS UNDELIVERABLE, OUR REAPPLICATION
第三債務者へ送達されず、再送達の上申書提出 06.4.11

WE WITHDRAW MOTION AGAINST TOKYO PLUS KK TO FILE NEW MOTION AGAINST KK NIWANGO
依然送達されず、債権差押命令((株)ニワンゴと)との兼ね合いから、取り下げた 06.7.14 (その書類へスキップ

MOTION WITH IWAMIZAWA DISTRICT COURT, HOKKAIDO, FOR "KANSETSU KYOUSEI" AGAINST DEFENDANT NISHIMURA, WITH COMPOUNDING FINANCIAL PENALTY FOR EVERY DAY THAT COURT DECISION IS NOT FOLLOWED
間接強制申立 06.4.5














KANSETSU KYOUSEI TO DEFENDANT NISHIMURA IS RETURNED AS UNDELIVERABLE, OUR REAPPLICATION
第三債務者へ送達されず、再送達の上申書提出 06.4.28

債権差押命令1 06.6.30 (東京地裁 第三債務者 (株)ニワンゴ)
MOTION WITH TOKYO DISTRICT COURT TO SEIZE NISHIMURA'S ASSETS AT RELATED COMPANY, KK NIWANGO




MOTION GRANTED BY TOKYO DISTRICT COURT AGAINST KK NIWANGO
債権差押命令 06.7.20




OFFICIAL STATEMENT FROM KK NIWANGO, INDICATING THEY ARE NOT REMUNERATING DEFENDANT NISHIMURA, THEREFORE NO ASSETS TO SEIZE
第三債権者((株)ニワンゴ)からの陳述書届いた 06.7.27 (債務者へは送達されず)

ENDS

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